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2011年08月27日

自作ウッドガスストーブ2号機 燃焼テスト01

ペンキ缶利用の一号機は単なる焚き火遊びや研究用にはいいが、調理用ストーブとしては欠点だらけだった。

1)ムダに炎が出過ぎる
2)でかくてハイキングやトレッキングのお伴にはならない
3)クッカーを載せる適当なポットスタンドがない
4)ムリヤリ載せても、不完全燃焼でタールべったり


2号機では、これらを解決する方向でデザインを進めたい。
さらにいうと、元来「2次燃焼機能付きの焚き火台」程度のイメージしか持っていない状態で作ったのだが、今後は本格的にTLUDを意識していくつもり。
細かい設計意図などはいずれ完成の暁に(いつのことだ?)紹介するとして、今回使用したのは

インナー缶:ふつうのフルーツの缶詰
アウター缶:パイナップルの缶詰

のふたつ。


これをスタッキングするとインナーがアウターの底についてしまう(要は高さがほぼ同じ)ので、底面からの吸気はできない。

もともとパワーを抑えるため、一次燃焼用の吸気は減らすつもりだったのでこれはこれでいいのだが、アウター缶をそのまま風防として利用できないかという目論見が崩れてしまった。


最初は、一次吸気孔をΦ3mm×6個×2段で試みたのだが、さすがにこれでは燃焼がまったく安定せずすぐに立ち消えするので、Φ3mm×18個×2段に修正。これで連続して燃焼するようにはなったものの、不完全燃焼で煙が多い。


次の動画はΦ5mm×18個とΦ4mm×18個の1段づつで撮影したもの。燃料は例によってちぎった段ボールを使用。



やや風があるので炎があおられているが、「全体としてひとつの炎のように燃える」という感じにはなっていると思う。ちなみに、途中でいちど立ち消えするのだが、風にあおられたのか数秒後には勝手に再点火している。


動画ではよくわからないが、まだときどき煙がでているので、次はこの仕様のまま小枝を燃やして比較するつもり。


実はこのうえにポットスタンド兼煙突を載せることで完全燃焼に近づけられないかというのが、当面の課題なのだが、1号機同様にここで悩んでいるところ。






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この記事へのコメント
こんばんは~♪

なるほどですねぇ~!

4分を過ぎたあたりからの燃え方を見ると作ってみたくなりますね。

私もちょっと勉強してみます。。。
Posted by ジープ乗り at 2011年08月27日 19:05
普通の焚き火では焚きつけにもならないような細い枝でも、TLUDなら束にして詰め込んでしまえばまとまった熱が得られるし、いちど熱分解が始まってしまえば生ゴミでも燃やせそうですね。

アウトドアだけじゃなくてエネルギー危機にも役立つ技術だと思います。
Posted by GizmoGizmo at 2011年08月27日 21:49
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