2013年12月21日
竹チップはSoloStoveの燃料としてどうか?
ダメです。
知り合いの竹加工業者さんから竹チップというか端材をわけていただいたので、SoloStoveの燃料に使ってみたのだが、こいつはやめておいたほうが良い。
すでに1回テスト済みで、今回はYoutubeに動画レビューでも上げようかと思って撮影してみたのだが、とてもじゃないが他人様にお見せできるようなものじゃないので、文字だけのレポートにしておく。
火力自体は木質ペレットより強力。
200ccの水が沸騰するまでの時間はほぼ半分。
ただし火力が強すぎて、トレック900だと、ポットの蓋近くまでほぼ火だるま状態となる。
テストは風のないガレージ内で行ったが、屋外で風があると炎が暴れ竜のように踊り狂う絵が容易に想像できる。
タールの付着量も段違いで、木質ペレットだとキレイにコーティングされた感じなるところが、竹チップでは塗料の塗りむらみたいになって汚いし落とすのにも時間がかかる。
タールの付着が多いということはイコール、パイロガスの発生が多いということで、要は燃焼効率が悪く、せっかく発生したガスを2次燃焼で燃やしきれていない。
簡単にいうとSoloStoveの構造は竹を燃やすのには向いていないということだろう。
逆にいえば、ちゃんと最適化されたバーナーがあれば燃料として有望だと思うが、アウトドアで使う調理用ストーブの燃料としては、扱いづらい気がした。
着火は難しい。
時間が掛かるのは木質ペレットも同様だが、本燃焼が始まるまでの煙=パイロガスが圧倒的に多くて、煙感知器が動作したらどうしようかとマジで心配するレベル。ただし、ニオイは意外にも少ないし、目に染みるような感覚もない。
1回目のテストで着火の難しさは判っていたので、今回は試しに燃料用アルコールを垂らしてみたのだがこれが完全に失敗。
木質ペレットの時と同じようにバッチローディングで上から火を付けたのだが、アルコールが垂れて下から燃え始めてしまった。
すると前回以上にガスが発生。上から着火(TLUD)だと上から下へじんわり燃えていくのでパイロガスの発生が穏やかなのだが、下から燃えはじめてしまったので燃焼室全体がガスを発している感じ。
ということは燃焼ガスがどんどん煙になって逃げているわけで、すこぶるつきでもったいない。
いつまで立っても本燃焼が始まらない感じなので、試しにちょっと息を吹き込んでみたら一気に全力運転に。
顔近づけすぎるとヤケドしかねない。
木質ペレットでも単にアルコールをぶっかければ同じようになるんだろうとあとになって気がついたが、木質ペレットの場合は前もって染みこませるという手があるらしいというのを思い出した。
それに対して竹材はどうも染みこみそうにない、見た目的に。
綿やティッシュペーパーに含ませたアルコールに火を付けて上に載せるだけ、ぐらいにしとかないとダメなんだろう。
着火法については、マジに反省。竹にアルコールぶっかけて点火はぜったいに止めておくべき。
恥を忍んでご報告。
すでに1回テスト済みで、今回はYoutubeに動画レビューでも上げようかと思って撮影してみたのだが、とてもじゃないが他人様にお見せできるようなものじゃないので、文字だけのレポートにしておく。
火力自体は木質ペレットより強力。
200ccの水が沸騰するまでの時間はほぼ半分。
ただし火力が強すぎて、トレック900だと、ポットの蓋近くまでほぼ火だるま状態となる。
テストは風のないガレージ内で行ったが、屋外で風があると炎が暴れ竜のように踊り狂う絵が容易に想像できる。
タールの付着量も段違いで、木質ペレットだとキレイにコーティングされた感じなるところが、竹チップでは塗料の塗りむらみたいになって汚いし落とすのにも時間がかかる。
タールの付着が多いということはイコール、パイロガスの発生が多いということで、要は燃焼効率が悪く、せっかく発生したガスを2次燃焼で燃やしきれていない。
簡単にいうとSoloStoveの構造は竹を燃やすのには向いていないということだろう。
逆にいえば、ちゃんと最適化されたバーナーがあれば燃料として有望だと思うが、アウトドアで使う調理用ストーブの燃料としては、扱いづらい気がした。
着火は難しい。
時間が掛かるのは木質ペレットも同様だが、本燃焼が始まるまでの煙=パイロガスが圧倒的に多くて、煙感知器が動作したらどうしようかとマジで心配するレベル。ただし、ニオイは意外にも少ないし、目に染みるような感覚もない。
1回目のテストで着火の難しさは判っていたので、今回は試しに燃料用アルコールを垂らしてみたのだがこれが完全に失敗。
木質ペレットの時と同じようにバッチローディングで上から火を付けたのだが、アルコールが垂れて下から燃え始めてしまった。
すると前回以上にガスが発生。上から着火(TLUD)だと上から下へじんわり燃えていくのでパイロガスの発生が穏やかなのだが、下から燃えはじめてしまったので燃焼室全体がガスを発している感じ。
ということは燃焼ガスがどんどん煙になって逃げているわけで、すこぶるつきでもったいない。
いつまで立っても本燃焼が始まらない感じなので、試しにちょっと息を吹き込んでみたら一気に全力運転に。
顔近づけすぎるとヤケドしかねない。
木質ペレットでも単にアルコールをぶっかければ同じようになるんだろうとあとになって気がついたが、木質ペレットの場合は前もって染みこませるという手があるらしいというのを思い出した。
それに対して竹材はどうも染みこみそうにない、見た目的に。
綿やティッシュペーパーに含ませたアルコールに火を付けて上に載せるだけ、ぐらいにしとかないとダメなんだろう。
着火法については、マジに反省。竹にアルコールぶっかけて点火はぜったいに止めておくべき。
恥を忍んでご報告。
Posted by Gizmo at 00:34│Comments(2)
│火遊び
この記事へのコメント
木質ペレットを燃やす場合、中央部に金網円筒形を設けて、換気を改善させると
下から燃やしても完全燃焼出来るようです
燃料継ぎ足しも、中央部換気を確保しながら行う。例えば、炭起こし、排気効率を高めて火起こし効果を出しています。牛乳パックの切れ端はねじっておけば、空気の通路を作れて着火しやくすくなります。
下から燃やしても完全燃焼出来るようです
燃料継ぎ足しも、中央部換気を確保しながら行う。例えば、炭起こし、排気効率を高めて火起こし効果を出しています。牛乳パックの切れ端はねじっておけば、空気の通路を作れて着火しやくすくなります。
Posted by JSB at 2014年11月16日 16:02
えっ、あの、もしかしてアルコールストーブでご高名なJSBさんですか? (@_@;
コメントいただき恐縮です。
コメントいただき恐縮です。
Posted by Gizmo at 2014年11月17日 22:38
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