2011年09月29日
単筒
二重構造のウッドガスストーブをかなり試してみたが、いまのところどうやっても炎が高くあがり過ぎる。
見た目は派手だし、シューッという燃焼音もカッコよろしいのだが、調理用と考えるとポットスタンドも含めた全体が大きく(というか背が高く)なりすぎて携帯には不適。
いろいろ考えたあげくに、オーソドックスなシングルウォールに方針転換することにした。
見た目は派手だし、シューッという燃焼音もカッコよろしいのだが、調理用と考えるとポットスタンドも含めた全体が大きく(というか背が高く)なりすぎて携帯には不適。
いろいろ考えたあげくに、オーソドックスなシングルウォールに方針転換することにした。
試験用に作った5号機のアウターチューブだけを利用して、そのまま単純な燃焼筒として使ってみると、炎の高さは抑えられて、なんというか、燃焼筒内をたゆたっている、みたいなイイ感じ。
これに気をよくして、こんどはポットスタンドを作り、湯沸かしテストをやってみた。
パイナップル缶の余った蓋をカットして3本足にしただけなので、形も高さもいまいちなのはわかっているのだが、逆に「どの程度ダメか」が、今後の手がかりになる。
燃料は例によって割り箸。14本を細かく折って平積みみたいに詰めてある。
いろいろな動画を見ていると縦方向に詰めている例が多いが、それだとどうも炎が立ち上がるのを助長している気がする。
燃焼テストはガレージのシャッターを開放してして行ったので風が吹き込んでくるが、炎は多少煽られるだけで、ポット(スノーピークのトレック900にアルミホイルでラッピング)の側面を舐めるような感じはほとんどない。
ときどき煙がでるがたいした量ではない。ポットスタンドの形状を工夫してチムニー効果を高めればもっと減らせると思う。
結局400ccの水を沸騰させるには至らなかったが、熱湯といえるくらいにはなった。
ポットを見ると、底にうっすらとタールが付着している。以前のテストでは底から側面までべっとりだったことを考えると、かなりの進歩。
タールの付着に偏りがあるのは、風にあおられたため炎が均等に当たらなかったせいだと思う。
基本的には、冷たい空気が触れるとタールや煤の付着が増えるようなので(ロケットストーブにも同様の現象が見られる)、全体をウィンドスクリーンでカバーすればもっと改善できると見ている。
これに気をよくして、こんどはポットスタンドを作り、湯沸かしテストをやってみた。
パイナップル缶の余った蓋をカットして3本足にしただけなので、形も高さもいまいちなのはわかっているのだが、逆に「どの程度ダメか」が、今後の手がかりになる。
燃料は例によって割り箸。14本を細かく折って平積みみたいに詰めてある。
いろいろな動画を見ていると縦方向に詰めている例が多いが、それだとどうも炎が立ち上がるのを助長している気がする。
燃焼テストはガレージのシャッターを開放してして行ったので風が吹き込んでくるが、炎は多少煽られるだけで、ポット(スノーピークのトレック900にアルミホイルでラッピング)の側面を舐めるような感じはほとんどない。
ときどき煙がでるがたいした量ではない。ポットスタンドの形状を工夫してチムニー効果を高めればもっと減らせると思う。
結局400ccの水を沸騰させるには至らなかったが、熱湯といえるくらいにはなった。
ポットを見ると、底にうっすらとタールが付着している。以前のテストでは底から側面までべっとりだったことを考えると、かなりの進歩。
タールの付着に偏りがあるのは、風にあおられたため炎が均等に当たらなかったせいだと思う。
基本的には、冷たい空気が触れるとタールや煤の付着が増えるようなので(ロケットストーブにも同様の現象が見られる)、全体をウィンドスクリーンでカバーすればもっと改善できると見ている。
Posted by Gizmo at 00:43│Comments(3)
│火遊び
この記事へのコメント
初めまして。
TULDストーブ、作ってみたいです。
単筒なら簡単だし、できそうかな。
炭は残りますか?炭を焼いてみたいのです。普通に炭焼き検索すると、伏せ焼きとか、そんなんできないよーってのばかりで。
ミルク缶が幾つかあるので(まだまだ増える…(^_^;))、それで作ろうかなと。
上部の穴と下部の穴、だけですか?底面にはないのですか?
詳しい作り方を是非お願い致しますm(_ _)m
ちなみに、道具は金切りハサミくらいしか持っていません。釘やトンカチくらいはありますが…
TULDストーブ、作ってみたいです。
単筒なら簡単だし、できそうかな。
炭は残りますか?炭を焼いてみたいのです。普通に炭焼き検索すると、伏せ焼きとか、そんなんできないよーってのばかりで。
ミルク缶が幾つかあるので(まだまだ増える…(^_^;))、それで作ろうかなと。
上部の穴と下部の穴、だけですか?底面にはないのですか?
詳しい作り方を是非お願い致しますm(_ _)m
ちなみに、道具は金切りハサミくらいしか持っていません。釘やトンカチくらいはありますが…
Posted by やしきねこ at 2012年11月15日 01:54
やしきねこさん、こんにちは
あくまで私の試した範囲ですが、タールの付着をなるべく減らそうと空気量をふやしていくと、結局燃え尽きる量が多くなって、結局バイオチャコールはあまり残らない傾向がありました。
写真のやつは底面には孔はありません。
作り方は、まず缶の円周長と高さを元に、グラフィックソフトで長方形を描き、適当な高さを決めて(試行錯誤で)、中心点となるクロスと大きさの目安となる円を描きます。
孔の数も試行錯誤で適当に決めています。
ドローイングした図をプリントして、スプレー糊を吹いて缶に貼り付け、中心点のところに千枚通しで目打ちして1.5mmぐらいのドリルビットで下孔を穿けてから、徐々にドリルで大きくしています。
あとは丸ヤスリでバリ取りしています。
あくまで私の試した範囲ですが、タールの付着をなるべく減らそうと空気量をふやしていくと、結局燃え尽きる量が多くなって、結局バイオチャコールはあまり残らない傾向がありました。
写真のやつは底面には孔はありません。
作り方は、まず缶の円周長と高さを元に、グラフィックソフトで長方形を描き、適当な高さを決めて(試行錯誤で)、中心点となるクロスと大きさの目安となる円を描きます。
孔の数も試行錯誤で適当に決めています。
ドローイングした図をプリントして、スプレー糊を吹いて缶に貼り付け、中心点のところに千枚通しで目打ちして1.5mmぐらいのドリルビットで下孔を穿けてから、徐々にドリルで大きくしています。
あとは丸ヤスリでバリ取りしています。
Posted by Gizmo at 2012年11月15日 20:53
丁寧な説明、ありがとうございます!
\(^o^)/
時間を作ってやってみようと思います。
試行錯誤。大事ですね(^_-)
\(^o^)/
時間を作ってやってみようと思います。
試行錯誤。大事ですね(^_-)
Posted by やしきねこ at 2012年11月20日 02:56
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