tiny gear box

Part.1 （インナーテント篇）はこちら

ではレインフライをまとってみましょう。

まず前室側。


そしてバックドア側。


このフライの色も、モデルチェンジで変更された部分。
マテリアルはリップストップポリエステル68D、PU防水、撥水加工、耐水圧は2000mm。

フライの前室側にはこのようなちょび髭があるので判りやすい。


前室そのものはこんな感じ。奥行きは50cm。傾斜がきついので実効空間は狭い。雨の日にじり出るのはやはり辛そうだ。やはりポールの構成に工夫が欲しいと思ってしまうが、価格や製品の位置づけを考えるとこれはこれでヨシとせずばなるまい。


背面ドアっていうくらいだからレインフライももちろん開く。


長辺の中央ループをペグダウン。空き具合の目安にペットボトルを置いてみた。


インナーの話に戻っちゃうが、このボトムの傾斜が狭さを助長している。
ダンロップのRシリーズがポケット式(?)による立ち上がりを売り物にしているのがよくわかる。


フライを掛けたところを室内から。

やはり出入りはきつそうではある。


さて、ここまでいろいろ文句を交えつつも、価格を考えるとかなり頑張っているかなーと思わせてくれるこのテント。お勉強用には手ごろだし、別のテントを買ったとしても同行者が増えたときなんかの貸し出し用として残しておいてもいいかな、なあんてテント泊に行きもしないうちから思えてしまう、の、だ、が・・・


最後に、このテント最大の欠陥(?)、いやそこまで云えないかもしれないが少なくとも争点にはなるであろう部分をお目に掛けよう。



このロゴ。

なんでTRECK DOME2なのだ？

正しいスペルは"TREK"じゃないのか？

そもそも旧モデルは"TREK DOME2"だったじゃないか！

フライのロゴも、取扱説明書も、パッケージもすべて"TRECK DOME2"だ。

わかっててやってんのか？
そうなのか？

これで商標とったのか？


うーむ・・・



というわけで、このテント、プレミアは絶対つかないだろうが、レアものではあるのかもしれない。
とはいえ、次のロットでも変更されずこのまま押し通す可能性もなくはないか・・・。